NPO法人 足尾鉱毒事件田中正造記念館

2010年(平成22年)7月から12月までのイベント報告です。

2010年フィールドワーク
旧渡瀬川及び利根川流域の治水と歴史を訪ねる


平成22年9月4日(土)

今回のフィールドワークは「旧渡良瀬川と利根川の治水と歴史を訪ねる」というテーマで
板倉町、藤岡町、関宿町、加須市などを訪れました。

また、当日は正造の命日にあたっている事から、ゆかりの地を巡ると共に、
鉱毒問題の解決に生涯をかけた正造の活動に思いを巡らせました。



加須市北川辺町の正造の分骨地では、「田中正造翁を学ぶ会」の柿沼幸治さんに
案内をしていただき、皆さんでお墓に線香を上げました。



正造の支援者である増田清三郎が、自宅の北側に正造を祭ったお堂を見学しました。


正造が亡くなった庭田家では、現当主の隆次さんにお話をしていただきました。



まなびや講座(第17回)

2010年9月12日(日)午後1:30〜4:30

講師:山口 徹氏(田中正造記念館学芸員、まなびや講座委員長)

当日は砂川幸雄著「直訴は必要だったか」を検証するという テーマで
講演が行われました。


講師の山口徹氏


山口氏と布川了氏(記念館名誉館長)


↑↓受講する参加者の皆さん


公害の原点「足尾銅山」を訪ねる〜Part3〜
2010年11月6日(土)

かねてから計画しておりました
『フィールドワーク 公害の原点「足尾銅山」を訪ねる』が開催され
大勢の皆さんに参加していただきました。

今回は足尾銅山を発見したと伝えられている治部と内蔵の内の、
治部の墓が特定されたことから、そのお墓(中才墓地)を訪ねたり、
煙害で禿山となってしまった松木村跡地を訪ね苗木の植樹などを行ってきました。



中才墓地では「治部の墓」を発見した経緯と
治部がどのような人物であったか等の説明をうけると同時に案内していただきました。


選鉱所跡周辺を散策し、足尾銅山の稼動時の状況について案内していただきました。


松木村跡地では、禿山となってしまった状況と現状の植樹について案内していただきました。


松木村跡地での、苗木の植樹風景


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